五代友厚特別企画展より お話を一つご紹介(^^♪

IMG_20160520_121524現在、開催中の五代友厚特別企画展「GODAI・・・バイタリティーの男」・・・今日は、こちらから一つお話をしたいと思います。

こちらの展示の中で、造幣寮で使用された機械がパネルで紹介されておりますが、これは五代が政府の役人だった頃、グラバーを通じて香港のイギリス造幣局から購入したものであります。現在の「円」ができる前のこと・・・当時の日本の貨幣は、種類ごとに数え方も異なり複雑な貨幣体系でした。また幕府が造っていた金銀貨幣も質にばらつきがあり、それに加えて各藩が発行していた藩札、そして贋金などが出回るなど、非常に混乱していました。この貨幣の混乱は、諸外国との商取引にも影響を与え、日本の通貨価値は国際的に低下してしまったのです。そこで、政府はそういった状況を改善すべく、新貨幣鋳造のため造幣寮建設計画を立ち上げます。そしてまずは造幣機械の購入・・・この時、五代は外国事務局判事の要職に在りました。この翌年には、官界を去り実業家へ転身・・・。さて、この新しい貨幣づくりにあたって、政府は材料をどうやって調達するか、なかなか妙案を思いつかずにいました。そこに現れたのが五代です。実業家となった五代は、開業当初の造幣寮では新貨幣の素材となる金銀が必ずや不足すると予想し、金銀分析所という施設を知人の両替商・九里正三郎の別邸を利用して設立したのです。そして、全国各地に商人を派遣して金銀貨幣を買い占め、それを分析し地金にして造幣寮に時価で納入する。当時、こうしたビジネスに着手したのは五代友厚、ただ一人・・・。この時に得た巨万の富で、その後様々な事業を展開していくわけであります。ちなみに、金銀分析所の場所を提供した九里正三郎ですが、この人物の養子だった龍作・・・後に五代の長女・武子と結婚し、五代の事業を継いでいく人物となります。

この他にもまだまだたくさんのお話があります。皆さん「GODAI・・・バイタリティーの男」に会いに来ませんか。スタッフ一同、心よりお待ちしております(^^)/

畠中

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