堀孝之、英国留学生と共に

 

IMG_1794元治2年(1865年)2月頃、長崎出身の堀孝之(21歳)は薩摩藩の小姓となり、英国留学生一行の通訳として同行します。長崎の通詞であった堀家と島津家は代々を深い繋がりがありました。堀を英国留学派遣通訳に推薦したのは五代才助(友厚)でした。安政4年(1857年)、五代が長崎海軍伝習所へ遊学した際に堀と出会います。その後、文久3年(1863年)の薩英戦争後、五代が長崎に潜伏した際にも堀と交遊を深めたと思われます。英国から帰国後、堀は薩摩藩の船奉行となりその後、五代の片腕となって五代の事業を支えます。五代の墓石の横には堀の顕彰碑が建立されています。まさに一心同体であり、堀は五代と共に生きたのでした。

カテゴリー: あの時代の今日は何の日?, 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です