ゴールデンウィークは、たくさんのお客様にお越しいただき誠にありがとうございました。
さて、連休明け最初の、そして元号が令和になって最初のカフェ・アカデミアが
2019年5月12日㈰、開催されました。
アカデミアも今回で20回目。そんな今回のテーマは
『The shipbuilding and shipping ~造船と航海をめぐるドラマ~』
先日オープしたばかりの記念館のカフェ『St.Cathrine Cafe』の屋号がイギリスのロンドンにある『セント・キャサリン・ドック』という、当時船着き場として建設された観光名所からきているので、それにちなんで今回は造船・航海のお話でした。
今回のスイーツはカフェ特製のシフォンケーキとフルーツ、
記念館の星形をイメージしたクッキーに、コーヒーゼリーです。
アカデミア開始。はじめに薩摩型の船のお話。
昔の造船の設計図は紙一枚の絵のみで、細かな曲線や寸法はすべて船大工さんの頭の中に入っていたそうです。
また、船の部位によって使う木を使い分けるなど、当時の造船技術は手間とこだわりが詰め込まれており、そのぶんとても価値のあるものだというのが伝わります。
また、私が特に頭に残っているのが、斉彬が紡績を始めようとしたのは、船の帆を作るためだったという話です。
はずかしながら、いつも記念館の展示室で鹿児島紡績所の紹介をしていながらも、それがどういった目的で作られたのかを知らなかったので、とても勉強になりました。
新しくオープンしたカフェ、セント・キャサリン・カフェ、記念館ともども、これからもよろしくお願いいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。