薩摩藩英国留学生一行は総員19名。うち、実際の留学生は15名で、彼らに随行し、引率しながらさまざまな交渉ごとや産業機械の買い付けなどに従事していたリーダー格が3名。1名は通訳でした。寺島宗則(松木弘安)は最年長の一人であり、すぐれた学識と判断力を買われての随行でした。鹿児島城下ではなく、阿久根脇本浦(現阿久根市脇本)に生まれた彼がどのような経緯で日本の近代化を支える外交の中枢に至ったのか・・・。本展示では「青春編」として、生誕から薩摩藩英国留学生一行を率いて旅立つまでの若き寺島(松木)の生き様をご紹介します。
冬休み期間中、小中学生のお子さん方は観覧料無料期間でもありますので、ご家族でぜひご来館下さい。スタッフ一同、お待ちしております。