森、鮫島 外国官権判事に就任

2016-09-10-14-15-19今から148年前の今日(1868年9月11日)、森有礼と鮫島尚信は外国官権判事に任命された日です。同年、森と鮫島は、トーマス・ハリスから祖国再建の使命を受け、米国から帰国します。帰国後すぐに外国官権判事に就任したのですが、政府がまだ若い両人を選んだ理由として、世界と対等に並んでいくためには、西洋の知識と語学力をもった人材が必要であったからです。祖国再建のため帰国した彼らは、喜んでその任務を引き受けます。しかし、当時の日本は新政府軍と旧幕府軍の戦いが起こっており、国家は疲弊し、兵士らは困窮していました。その現状を見て、森と鮫島は「我々ごとき不肖の者がこのような重職に就き、過当な俸給を受けることは心苦しい上に、日夜不安でたまらない。我々は月に30円もあれば十分暮らしていける。」と述べ、減給を嘆願したのです。(当時、彼らの役職の俸給は100円でした。)これはハリスの新生社で培った自己否定の精神があったと言われています。

外薗

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