北海道開拓使となった村橋久成は、北海道の殖産興業促進に邁進していた。
そこで、開拓使麦酒醸造所建設の話が持ち上がる。
元々、上局は麦酒醸造所を試験的に東京・青山に建設し、成功すれば北海道へ移設する予定であったが、村橋はこれに反対する。『北海道はビール醸造に適した気候であり、建設に必要な木材が豊富にある。低温を得るため十分な氷雪もある。最初から実地に建設したほうが費用面でも経済的である。』と上申書を書き、上局に訴えた。
村橋らが尽力した冷製札幌ビールの現在は、皆さんもご存知の『サッポロビール』。
北海道・札幌に行くと、村橋を始め、サッポロビ-ルや北海道開拓使の歴史がわかる施設があり、色んな発見ができますよ!(^^)!
140年前の今日は北海道にビール誕生の第一歩となった日!さぁ、今宵はサッポロビ-ルでかんぱ~い\(^^)/