今から117年前の1899年(明治32年)8月4日、日本麦酒醸造株式会社(現:サッポロビール)が銀座8丁目に「恵比寿ビヤホール」を開業しました。日本初の「ビヤホール」・・・?。実は既に2年前の1897年、現在のアサヒビールが大阪の中之島に氷室ビールと洋食をメニューにした「アサヒ軒」というお店をオープンさせていたのです。こちらのお店ではフルコースも用意できるほど料理に力を入れていました・・・。これに対抗するかのように恵比寿ビールは差別化を狙い、ビールだけを手軽に飲ませる新しい業態の飲食店ということで「恵比寿ビヤホール」を誕生させます。ビヤホールという名称がこの時初めて使用され、それを記念して8月4日を「ビヤホールの日」と登録。ここでのメニューは〈売価 半リーテル金拾銭、四半リーテル金五銭〉生ビールの二つだけ…。ひたすらビールを飲めというわけです。拾銭は、今日に換算しますと中ジョッキで約1,500円。ビールは贅沢品でありました。それにもかかわらず大評判だったそうです(^^♪。。。なぜかと言いますと、場所は銀座で高級店が居並ぶところ…、下足番にも心付けが必要でした。そんな時代に勘定書き通り、ご祝儀や心付けが不要の明朗な会計は庶民にも安心して入ることができたお店だったようです。
恵比寿(エビス)・・・(^◇^)と言えば、サッポロ・・・、サッポロと言えば(*’▽’) 村橋久成(^_-)-☆
皆さん、今月、27日(土)には『村橋フェスティバル』が開催されます。ぜひ、遊びに来てくださいね(*^_^*)
畠中