174年前の1842年(天保13)6月26日は松村淳蔵の誕生日です。「就中海軍測量科森有礼、吉田清成、高水弥一、市来勘十郎(松村)、海軍機械科東郷愛之進、町田申四郎の如きは初め海軍術研究の目的なりしも、唯素志を翻さず終始一貫海軍の学術を攻究したるは、松村淳蔵(後海軍中将)一人のみなりき。」と『薩摩海軍史』の中に述べられているように、留学生大半の当初の目的であった、海軍学術修得初心を貫いたのは、この松村だけでした。のちに海軍中将、海軍兵学校の校長として海軍教育の発展に貢献されました。
写真に映る彼の目は、目力が強く、キラキラと自信とやる気に満ち溢れている気がします。やると決めたら最後まで貫く、とても真面目な方だったように思います。
久徳