今から151年前の本日6月1日の午後6時に、アデンを出航し、アラビア湾よりバブエルマンデブ海峡を抜けて紅海に入ります。
暑さも一段と厳しさを増した上に、船より眺望できるのは砂漠地帯のみ・・・唯一留学生を和ましてくれるものは洋上をわずかに飛び交う水鳥の群れくらいでした。この紅海を航海中、連日の炎天による暑さに加え、逆風のために船の進行速度が遅く、「今日波少し立、部屋の窓を閉候。常にさへ暑気堪難きを弥ころへ兼修。(松村日記)」という、再び灼熱地獄に耐えなければ彼らでありました。・・・キバレ!
1週間後、次の国に到着となります。次回までお楽しみに♪
久徳